ヘミングウェイの『移動祝祭日』について

もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ。―― アーネスト・ヘミングウェイ 高見浩 訳(新潮文庫) 冒頭、こんなカッコいい文章から始まる物語は「移動祝祭日…

アダルトコンテンツの作者と作品は別なのか問題について考える

※先に言いますが、かなり下品で筆者の良識を疑われそうな内容になります。かなり、気持ちの悪い内容ですので、それでも良い方はお読みください。 むかし、私の友人がコミケに参加した際に漏らした言葉を今でもよく覚えている。 『あ~ぁ、あのエロ漫画の作者…

考えたこと1

最近、「砂の惑星」(著:フランク・ハーバート)が映画化された。SF作品の映像化と言えば、ついこの間、「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)も邦画で全国の映画館にて公開された。 また、同様に現在(2021年秋)、「日本沈没」(著:小松左…